株式会社ガイナックス破産!エヴァンゲリオン/グレンラガン/トップをねらえ!を生んだ40年の歴史に幕

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株式会社ガイナックス破産!エヴァンゲリオン/グレンラガン/トップをねらえ!を生んだ40年の歴史に幕

パチンコパチスロ業界に多大な貢献をしてきた株式会社ガイナックスが2024年5月29日に会社破産の申立を行っていたことが判明しました。当記事では株式会社ガイナックスの会社破産に関する情報を簡潔にご紹介いたします。

エヴァ、グレンラガン、トップをねらえ!は本当に筆者の青春の1ページ

目次

ガイナックスの公式サイトで発表された会社破産の申立てのお知らせ文面

お知らせ

 去る5月29日、弊社 株式会社ガイナックスは東京地方裁判所に会社破産の申立をおこない、受理されましたことをお知らせいたします。

 1984年の設立以来、弊社ではアニメーション制作やゲームソフトの制作販売等を行ってまいりました。
 『新世紀エヴァンゲリオン』(現在は株式会社カラーが著作権を保有)などいくつかのヒット作にも恵まれましたが、2012年ごろから見通しの甘い飲食店経営、無計画なCG会社の設立、運営幹部個人への高額の無担保貸付、投資作品の失注等、経営陣・運営幹部の会社を私物化したかのような運営により、経済状態が悪化していきました。
 当該経営陣の作った多額の負債により、ロイヤリティ未払いによる委員会除名や貸金訴訟等の窮状に陥る中、地方に当該幹部やその関係者を代表としたガイナックスの社名を冠した関連会社が多数設立され、大量の退職者を出しスタジオとしてのアニメーション制作機能も失いました。それらの会社は弊社との無関係を表明し、経営責任を放棄しています。
 そして、1992年より長くその地位にあった代表取締役から、映像制作に知見のない人物への株式譲渡が当時の経営陣の承認のもと2018年に実施されました。さらに2019年、その人物が代表取締役に就任直後に未成年者への性加害で逮捕されるに至り、多額の負債を抱える中、完全に運営能力を喪失するに至りました。

 前代表取締役の不祥事から発した混乱を収拾するため、債権者でもある株式会社カラー様の善意による支援のもと2020年2月に経営陣を刷新し、新体制下で残された様々な資料を確認し実態把握に努めてまいりました。その結果、多額の金融機関からの借入や、アニメーション業界各社への債務不履行、知的財産や作品資料を正当な権利者の許諾なく、上述の経営陣・運営幹部の会社や個人への売却、譲渡等の事実が判明し、それらの正常化に取り掛かりました。

 カラー様と新体制での取締役各位の協力により、主たる作品について各製作委員会などで今後の作品運用が可能になるよう協力各社とともに作品の権利の確認、作家、クリエイターへの権利保護と、散逸しつつあった知的財産や資料の正常な管理や運用に努めてきましたが、多くの旧経営陣が株主として残る状況に加え、前体制時に積みあがっていた高額負債解消には至りませんでした。

 そして本年5月に債権回収会社から債権請求訴訟の提訴を受けるに至り、業務の継続は困難との判断から、このたびの破産の申し立てを行った次第です。

 十全に目的を果たすことができず破産を選択せざるを得なかったことは、債権者の皆様およびご協力いただいた各社様に、そしてファンの皆様にたいへん申し訳なく存じます。

 旧経営陣がこの窮状を一切顧みずガイナックスのブランドを用いて活動継続している中、無報酬にもかかわらず協力して頂きました新体制取締役各位と、取締役所属各社様、作家、クリエイターを第一に知財の整理譲渡等にご尽力賜りましたカラー様を始めとする関係各社に改めて感謝申し上げます。

 また、なによりもファンの方々からの40年間のご支援に心から感謝いたします。

2024年6月7日
株式会社ガイナックス
代表取締役 神村靖宏
付記:
 弊社の屋号やブランドの他者による悪用、乱用を避けるため、「ガイナックス(GAINAX)」の商標はすでに株式会社カラー様に譲渡され管理をいただいています。
弊社ガイナックスは、「株式会社ガイナ(スタジオガイナ)」および「福島ガイナ」(以上いずれも、旧「福島ガイナックス」)、「ガイナックスインターナショナル(GAINAX International)」「GAINAX京都」「米子ガイナックス」「株式会社ガイナックス新潟」「GAINAX WEST」等の法人とは無関係であり、今後、株式会社カラー様との間での利用許諾の無いガイナックス商標の運用は、不正使用となる可能性があります。

 弊社が管理しておりました作品の今後の運用については、破産手続きによる確定後、別途お知らせする所存です。

https://www.gainax.co.jp/

上記内容は株式会社ガイナックスの公式サイトで発表された会社破産の申し立てに関する全文です。上記発表を確認すると、株式会社ガイナックスは2012年ごろから飲食店経営やCG会社設立などの経営に乗り出していたようですね。

 株式会社ガイナックスの代表作であった『新世紀エヴァンゲリオン』など、現在は株式会社カラーが著作権を保有しているアニメコンテンツも過去はガイナックスの作品であったため、社名に対して思い入れの強いアニメファンは多いであろうと感じていますし、当記事を執筆している編集部員Bもその1人であります。

株式会社カラー(代表取締役社長:庵野秀明)から発信された「株式会社ガイナックスからのお知らせに関して」の全文

2024.06.07

株式会社ガイナックスからのお知らせに関して

ガイナックス公式サイトで発表された破産手続きに関する表明を受け、弊社の立場からいくつか補足を致したく、ガイナックス社・現経営体制との関係性も考慮した上で、公式サイトにて本コメントを掲載申し上げます。

ガイナックス社は、弊社カラー代表取締役である庵野秀明の元所属会社でありましたが、庵野は2006年にカラーを設立、翌年2007年にガイナックス社を退職し、その後、ガイナックス社の株主の立場となっております。

弊社としましては、かねてよりガイナックス社の経営不振及び負債の存在を確認しておりましたため、経営に対し、庵野より懸念を申し上げたり、経営改善に向けた提案をしておりましたが長きにわたり受け入れられず、そのような状況であっても、当時の経営陣からの申し出を許容し、カラーとして援助的な融資などを行ったこともありました。しかし、ガイナックス社の状況は変わらず、事態はさらに悪化を続け、2019年には当時の代表取締役が法人運営とは関係のない刑事事件で逮捕されるという事態にまで陥りました。

ガイナックス社前代表取締役逮捕の後、弊社代表取締役の庵野秀明は、『エヴァンゲリオン』シリーズを中心とする関連作品への風評被害を防ぐため、KADOKAWA様、キングレコード株式会社様、株式会社トリガー様にご協力をお願いしまして、各社から取締役に就任して頂く形で経営陣を刷新し、ガイナックス社の内情を把握、アニメーション業界内のスタジオや作家、クリエイター様への未払いだけでも解消をし、知的財産や資料の散逸を防ごうと、各協力会社と共に動いて参りました。

しかし、ガイナックス社のリリースの通り、内情を把握した段階で既に、手の施しようのない状況の債務超過を抱えている状態にあり、ガイナックス社として、業務の継続が困難になるとの判断が伝わって参りました。

そういった状況を踏まえ、作品と知財に関し、クリエイターや原作者、作家がどうにか今後も作品制作・運用が継続可能となるよう、各製作委員会の協力も得て、弊社が権利確認・整理を進め、最適と思われる会社や個人に権利等が譲渡されるよう取り組みました。

そして、多くの業界関係者への負債を少しでも解消するためにも、弊社からの支援を視野に検討を致しましたが、旧経営陣、前代表取締役の債務も保障せねばならないという理不尽な状況に繋がり、十全に返済を厚くする事が叶いませんでした。

新体制取締役各位及び取締役所属各社様におかれては、知財や今後の運用に関し、作家、クリエイターを第一にお考えいただいた整理譲渡等にご協力して頂き、誠にありがとうございました。ご尽力賜りました製作委員会各社へも改めて感謝申し上げます。

最後に、40年弱の歴史を持つアニメーションスタジオがこのような最後を迎えてしまい、残念でなりません。 なおガイナックス(GAINAX)の商標、称号に関しては、ガイナックス社からのリリースにもある通り、弊社にて取得管理しております。

加えて「ガイナックス社」とは、「株式会社ガイナ(スタジオガイナ)」および「福島ガイナ」(以上いずれも、旧「福島ガイナックス」)、「ガイナックスインターナショナル(GAINAX International)」「GAINAX京都」「米子ガイナックス」「株式会社ガイナックス新潟」「GAINAX WEST」などの、類似社とは別の法人であり、弊社と上記類似会社との間での商標使用許諾契約は行われておりません。
本件についてはダイヤモンド・オンラインでの過去取材記事もご参照頂けます。

https://www.khara.co.jp/2024/06/07/240607/#news1

↑上記引用文は「株式会社ガイナックスに過去所属していた庵野秀明さんが代表取締役社長を務める株式会社カラー」の公式サイトで発表された「株式会社ガイナックスからのお知らせに関して」というタイトルのお知らせ文面です。

庵野秀明さんといえば、新世紀エヴァンゲリオンの生みの親である方で、株式会社ガイナックスと関連性の高い人物です。パチンコパチスロ業界に従事する人間であればパチンコエヴァンゲリオンシリーズやパチスロエヴァンゲリオンシリーズで多大な貢献をして下さっている方という認識を持つ業界人は多いはずです。

今回の株式会社カラーから発信されたお知らせ文面は、株式会社ガイナックスの会社破産の申し立てに対する補足文面としては強度が高いため、併せてお読みになられると情報確度が高まると思い、ご紹介させていただきました。

株式会社ガイナックスの商標や称号は既に株式会社カラーが取得管理している模様

株式会社ガイナックスの公式サイトで発表された「今後の商標管理」について

付記:
 弊社の屋号やブランドの他者による悪用、乱用を避けるため、「ガイナックス(GAINAX)」の商標はすでに株式会社カラー様に譲渡され管理をいただいています。
弊社ガイナックスは、「株式会社ガイナ(スタジオガイナ)」および「福島ガイナ」(以上いずれも、旧「福島ガイナックス」)、「ガイナックスインターナショナル(GAINAX International)」「GAINAX京都」「米子ガイナックス」「株式会社ガイナックス新潟」「GAINAX WEST」等の法人とは無関係であり、今後、株式会社カラー様との間での利用許諾の無いガイナックス商標の運用は、不正使用となる可能性があります。

 弊社が管理しておりました作品の今後の運用については、破産手続きによる確定後、別途お知らせする所存です。

https://www.gainax.co.jp/

↑上記引用文は株式会社ガイナックスの公式サイトで発表された「株式会社ガイナックスの今後の商標管理について」の引用文をピックアップしたものですが、どうやら株式会社ガイナックスの「ガイナックス(GAINAX)という」商標はすでに株式会社カラーに譲渡し管理されている模様です。

株式会社カラーの公式サイトで発表された「今後の株式会社ガイナックスの商標管理」について

なおガイナックス(GAINAX)の商標、称号に関しては、ガイナックス社からのリリースにもある通り、弊社にて取得管理しております。

https://www.khara.co.jp/2024/06/07/240607/#news1

↑上記引用文は株式会社カラーからの「株式会社ガイナックスからのお知らせについて」という文面から改めて引用したものですが、どうやらやはり、株式会社ガイナックスの商標と称号はすでに株式会社カラーが取得しているようです。

これら2サイトからのお知らせ文面から、株式会社ガイナックスの「ガイナックス(GAINAX)という商標」については既に株式会社カラーが管理していることがほぼ確実であることが理解できますね。

株式会社ガイナックスが生み出したアニメ一覧

「新世紀エヴァンゲリオン」TV版&旧劇
「天元突破グレンラガン」
「ふしぎの海のナディア」
「彼氏彼女の事情」
「パンティ&ストッキング」
「まほろまてぃっく」
「オネアミスの翼」
「トップをねらえ!」ほか

上記アニメ一覧は株式会社ガイナックスが世に生み出したアニメ代表作をピックアップしたものです。

パチンコパチスロ業界的にはやはり、新世紀エヴァンゲリオンの認知度が圧倒的に高いですが、他には「天元突破グレンラガン」や「トップをねらえ!」などもパチンコ化、パチスロ化されており、パチンコパチスロ業界にはなくてはならないアニメ制作会社だったと思います。

株式会社ガイナックスは創業から約40年での会社破産となったようですが、パチンコパチスロファンであり、パチンコパチスロ業界に身を置く私たち的には感謝の気持ちばかりです。長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

ガイナックスが生み出したアニメはきっと今後のアニメ業界の礎になる重ねて、感謝。

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この記事を書いた人

パチンコ店のスタッフバイトを経験したのち、パチスロ専門店のスタッフバイトを経験。さらにパチスロ開発協力会社で働いたのち、パチスロパチンコメーカーで商品企画キャリアを歩んだ「パチスロパチンコが大好きすぎて沼に沈んだ人」。明るい話やニッチな話が大好きです。







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