当記事では『塾講師がパチンコ業界に転職活動してパチンコ開発者になった実話』をご紹介いたします。教育業界(=他業界)からパチンコ業界に飛び込み、パチンコメーカーのパチンコ開発の企画者としてご活躍された元塾講師さんに当時の実話を書き起こしてもらいました(※編集部員Bの実際の知り合いです)。
他業界からパチンコ業界への転職を検討されておられる方にとって価値の高い記事です。ぜひパチンコ業界の転職活動の検討資料としてお読みいただけますと幸いです。
当記事は実話をご紹介しています!本当にあった話なので読み応え抜群!他業界からパチ業界へ転職を希望するあたなのような読者さんに届け!
なぜ塾講師を辞めてパチンコ開発者を目指したのか?
2016年当時の塾講師の働き方は「どブラック」だった
今は分かりませんが、当時の塾講師はどブラックの環境でした。人事部長が新卒研修で残業は付けてもいいけど、君たちのためにならないよという状況です。大手の上場会社でこれでしたからね、今考えたらかなりやばいです。
それでも自分自身の強みが塾講師という職業自体に向いていると感じていましたし、なにより子供の未来に大きな影響を与えるという意味でやりがいを感じていました。典型的なやりがい搾取ですね。
当時の塾講師の働き方には休みが少なくサービス残業が常態化しており、私が退職した後は過労死も出ていたので、やめたのは正解でしたね。そんな状況だったので、自分の人生を擦り減らすだけの現状を打破すべく、転職を決意しました。
”好き”を仕事に。一度きりの人生、自分の好きなことをしたいと思った
そのような状況で転職を考えたときに、「一度きりの人生、自分の好きなことをしたい」という想いが強くなりました。塾講師という職業を選択した新卒時は好きなことよりも向いていることを仕事にした経緯があったので、転職活動時は「自分の好きなことってなんだろう」と考え業界を検討しました。
その結果、自分の好きなこととして思い浮かんだのはパチンコと競馬でした。(※パチンコと競馬は今でも同じくらい大好きです!)
ちなみに、僕は新卒から2年ちょっとを塾講師として勤めましたが、少ない給料を握りしめ休日は基本的にホールに行っていました。相当負けていましたが、よく生活ができていたなと思います(笑)
パチンコはエヴァや北斗に牙狼、パチスロはミリゴ神々の系譜や秘宝伝、バジⅡなどをよく打っている「どこにでもいる平凡な養分パチンカス」でしたね。
自分の好きなことを四六時中考えられる仕事ってちょっと考えたら、とても幸せじゃないですか?だいぶ疲弊していましたが、かなりわくわくしながらパチンコ業界への転職活動を進めたなと今でもよく覚えています。
最終的に、僕のパチンコ業界への転職活動は「パチンコパチスロメーカーのパチンコ開発者」の内定を手にすることで成功を収めました。とにかく嬉しかったです。これが塾講師だった僕がパチンコ開発者になるまでのおおよその経緯ですね。
\一度きりの人生だから”好き”を仕事に/
パチンコメーカーのパチンコ開発者に転職して良かったこと
大好きなパチンコに仕事で携われるようになったこと
パチンコメーカーのパチンコ開発者に転職し、「“好き”を仕事に」は理想で終わらず、実際に現実となりました。パチンコ企画職なので、どういうスペックにするか、どういう演出にするかを企画メンバーで悩みながら形にしていきます。
毎朝のルーティンは、先輩たちと「昨日は何を打って勝ちました」とかの報告は日常でした(笑)
たわいもない日々の稼働報告は、「打った機種の何が面白かったか」、「こういう仕組みでスペックを実現しているのだろう」などの議論に繋がっていき、「今開発している機種の演出も”あの機種のああいう見せ方”にしよう」のような、パチンコユーザーしか伝わらない会話で成立していきます。市場調査と言って、会社のお金で新台を打ちに行ったりもしていましたね。
パチンコ開発の上流工程に携われるようになったこと
前述した通り、僕はパチンコ開発の企画者だったため、パチンコ開発機種のすべてに関わる業務に従事していました。つまり「パチンコ開発の上流工程の業務に携われる環境」で働けていたということです。
具体的な業務としては「スペック、演出、出現率、信頼度、盤面、役物など全ての”検討と指示”」です。そのため自分たちが開発したパチンコ機が世の中にリリースされたときは、愛着がものすごく高かったです。リリースした機種をプライベートで打ちに行った際は、隣の人たちの仲間内の会話に耳を澄まし聞き、「ここ面白いね」など評価してもらえる言葉が聞こえた際は内心大喜びしていました。
信頼度などは自分たちで設計しているので全てわかっているので、隣の台の展開など見ながら、「うんうん、こうなるよね、これはいけるよ、おめでとう」など、勝手に心解説を繰り広げるという気持ち悪い遊び方もしていましたね。
自分の台だと展開が読め過ぎてしまうのは熱くなり切れないという、パチンカスにとっての欠点ではありましたが(笑)
仕事もプライベートもパチンコだらけにできたこと
仕事のためのパチンコ機種調査はもちろん、プライベートでも知識がどんどんついていくので勝ちに回ることも増えていきました。まず釘が読めるようになります。どういう調整をしているかを実機で見ることができるので、削りのポイントなど分かるのです。
社内には元パチスロプロの人が同期にいたこともあって、設定狙いのやり方やハイエナの知識もそれは付いていきます。同期たちとノリ打ちでよく打ちに行っていましたし、この辺りで養分打ちから卒業できましたね。9時OPENの地域にイベント狙いで抽選参加するときは、わざわざ朝6時に起きて電車で2時間移動みたいなことも多々ありました。抽選外して打てる台がない場合は観光でマグロを食べて帰るみたいなこともやっていましたね(笑)
\大好きなパチンコを仕事にしよう!/
メーカーのパチンコ開発者に転職成功するまでにやったこと4つ
メーカーのサイトから直接求人をチェックした
パチンコ業界での転職活動を決めていたので、入りたい会社のHPから求人をチェックしました。業界が未経験かつプログラムやデザインのような専門の技術もないことと、理論的に考えることが好きだったので、企画職一択で探しました。
もちろん募集要件が合うメーカーはほとんどなく、当時応募できたのは入社した1社のみでした。よくこれだけの大手メーカーが未経験を受け入れてくれたなと今考えても驚きです。タイミングが良かったというのもあると思います。
当時の僕は自力でメーカーのホームページを見て転職活動しましたが、現在はパチンコ業界特化型の転職サイトが存在するので、別業界からパチンコ業界に転職を挑戦するハードルは低くなっているように感じますね。
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自分の魅力が表現できる履歴書を作成した
当時、まだ新卒3年目の私の武器は「コミュニケーション能力」と「やる気」のみでした。企画職はさまざまな職種の間に立って調整する潤滑油的なポジションです。そのため塾講師の経験を活かしたコミュニケーション能力で、各々の立場に寄り添えること、要点を理論的にとらえて整理できることを売りにしました。
あとはやる気です。『とにかくパチンコが好きです、全力で働けます、貢献できます』というのを前のめりに熱意を出して面接を受けたことを覚えています。
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塾講師の職場に退職届を出した
初めての退職でしたので、退職届を出す際はとても緊張したことを覚えています。何日間もデスクの引き出しに退職届がありました。ただ転職がうまくいき、入社のタイミングも決まったので退職届を出さざるを得ない状況になり、無事に出すことが出来ました。いまや4社目なので、退職届を出すことも慣れたものです(笑)
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【裏話】実は「競馬業界への転職」と「パチンコ業界への転職」で迷ってました…
実は「”好き”を仕事に」したくて転職活動していた別業界がもう1つあります。はい、競馬業界です。
競馬歴はパチンコ歴より長くパチンコに負けず劣らず大好きでした。しかしJRAは中途採用を出しておらず、内定をもらったのは北海道の牧場の営業職のみ。給与や勤務条件はかなり悪く、当時東京で付き合っていた彼女もいたこともあり、条件面でパチンコメーカーに転職することを決めました。
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他業界からパチンコ業界に入った経験・感じた魅力は大きかった
趣味を仕事にできることは本当に恵まれた環境
当記事の複数の項目で述べた通り、好きなパチンコを仕事にできるのは本当に楽しかったです。会社に出勤して先輩や同僚と話すのがパチンコの話です。他の業界でそんなことはできないですよね。趣味の話が仕事になるのです。
私にとってパチンコメーカーで働けて一番良かったのは人間関係ですね。やはり趣味が同じだと考え方も近かったりして、自分の居場所という感覚が今まで経験した中で一番強かったです。
退職してからもう7年たちますが、今でも東京に出張する際は、メーカー時代の先輩たちと麻雀をしていますし、それこそ本サイトの主はメーカー時代の同期です。お互い結婚して子供が産まれて、打ちに行く機会は減りましたが、それでも時々一緒に打ちに行っています。これだけ続いている関係性なので、一生の仲間ができた環境だったといえると思っています。
「他業界からの転職」がパチンコ業界で働く強みになることもある
メーカーのパチンコ開発者として採用された後に面接を担当された先輩に話を聞くと、「塾講師という固めなイメージからパチンコというのが意外で面白そう」ということが採用された一要因だったそうです。別業界であるパチンコ業界で働いた経験がないことをマイナスに思われるかもしれませんが、案外、採用担当は面白がって話を聞いてくれます。チャレンジするのはタダなので、少しでも興味がある方には是非チャレンジしてみてください。
ちなみに当サイトを運営する編集部員Bさんは大卒フリーターの状態からパチンコメーカーのパチンコ開発者になっています。彼のキャリア形成も面白いので関連記事を読まれると転職の参考になると思いますね。リンクからどうぞ。
パチンコ業界での業務経験が次の転職活動にも役立った
このように恵まれた環境で業務自体に不満はなかったのですが、家庭の事情で地元に戻ることになりました。地方にパチンコメーカーの本社はなく、営業でしか業界に残れなかったため他業界であるゲーム業界に転職しました。
職種は変えずに企画職で、パチンコ・パチスロのオンラインゲームを運営している会社が地元にあり、そこに入社することになりました。メーカーでバリバリ働いていたので、ゲームならではのとんでもスペックのオリジナル機種を開発することができましたし、実機アプリを導入するためにメーカーの人へ営業に行った際は、前職同業界でしたという話が盛り上がり円滑に働くことが出来ました。
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【まとめ】パチンコが本当に大好きな人にとってパチンコ開発者は天職です!
つらつらと書いてきましたがまとめると、パチンコ好きな人間にはパチンコ開発者という職業をおすすめします。「趣味を仕事にできる」こと、「周りの人間と話が合うこと」は想像以上にとてもメリットが大きいです。僕自身、4社も会社経験しているので余計にそう感じます。いまでも戻るとしたら、この頃に戻りたいと思うくらいです。
一度きりの人生。やりたいことにはチャレンジあるのみです!
\大好きなパチンコを仕事にしよう!/
【おまけ】パチンコパチスロ業界で働きたい方は積極的に挑戦することをおすすめします(パチンコ業界特化型転職サイト「チャンスアップ」のご紹介)
僕の場合はパチンコパチスロメーカーのホームページをから求人を確認して転職活動を進めましたが、現在はパチンコパチスロ業界に特化した転職サイトが存在します。
個人でマイペースに転職を進めても悪くはないですが、転職サイトを上手に活用しながらスムーズにパチンコ業界への転職を果たす方が難易度は低いはずです。業界未経験の状態で「自分の強みを面接でどう表現するか」や「パチンコ業界の企業の特徴をエージェントに教えてもらいながら転職活動する」など、転職サイトを利用するメリットが多いです。
例えば、パチンコ業界特化型の転職サイトであるチャンスアップは無料で登録でき、無料でプロのパチンコ業界のエージェントとWeb面談できます。きっと本気で転職を成功させたいと願うあなたにとって強い味方になってくれると思うので、利用してみてはいかがでしょうか。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました!
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